2015-09-29 11:40

切り刻まれたミクの声が耳に心地良いエレクトロ「Moody Echoes」

カワイイ(KAWAII)は世界共通?! EDM楽曲を配信する海外Youtubeチャンネル・ENM(EpicNetworkMusic)から、 ミクの声が可愛いエレクトロ「Moody Echoes」を紹介しよう。


キュートなミクの声が癖になる本作は、 フランス在住のトラックメイカー・Rhodz氏が制作。 こちらは歌詞のないインスト曲で、切り刻まれたミクの声が1つの楽器として使われている。

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ノリの良いサウンドとキュートなミクの声にコメント欄には

「KAWAIIII!!!」
「awwww cute」
「im just saying kawaii :)」
「Miku Hatsune !! :D」

といった声が数多く寄せられている。 どうやらカワイイ(KAWAII)は世界共通のようだ。

Youtubeなどで海外のエレクトロ・チューンを聴いているとごく稀にだが、 このようにミクの声を使った楽曲と出会うことがある。 Rhodz氏以外には、最近ではSian & Fusq氏のカワイイ系Future Bass「Happy Nostalgia」が印象に残った。 こちらは今回紹介した「Moody Echoes」とジャンル的にはかなり近い。

ちなみにボーカル・チョップによるデジタルスキャットはニコニコ動画に投稿されているボカロ曲にもよく使われているテクニックだ。 大抵はイントロや間奏などでアクセントとして使用されるためあまり意識していない人が多いかもしれないが、 有名なところだと さつき が てんこもり氏の「ネトゲ廃人シュプレヒコール(間奏部分)」や SmileR氏の「Highway(イントロ)」 「Melody Line(イントロ)」などで聴くことができる。 また、曲全体に渡って意味不明な単語を並べた楽曲といえばジェバンニpの「アス・ドゥユッファー」が挙げられるだろう(ただしこちらはカガミネ語ということになっているが……)。 いずれもボーカロイドらしいデジタルな響きが心地良い。

今回紹介したRhodz氏は基本的にはエレクトロ(エレクトロハウス&エレクトロポップ)系のトラックメイカーだが、 去年ごろからミクを使った楽曲も制作しているようで、「Moody Echoes」もその1つだ。 昨年12月には日本の新鋭ボカロP・Colate氏とコラボしたミクオリジナル曲「Reflection of Happiness (feat. Colate) 」を発表している。 こちらはミクが日本語で歌うキュートでハッピーなテクノポップ! フリーダウンロード曲として提供されているので気になる人はぜひ一度聴いてみよう。



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